世界各地で依然として高い感染力を誇っている新型コロナウイルス。ウイルス自体はミクロレベルの極小サイズでも、世界経済に与える影響は甚大で、世界中でサプライチェーンが寸断され、人の動線も制限を余儀なくされており、景気後退はますます現実のものとなっています。その高い感染力から、多くのグローバル企業では、働き方自体をチームコラボレーションやリモートワークにシフトしていかざるを得ず、いかにして効率良く従業員に引き続き働いてもらうか、苦心惨憺しています。
「新型コロナウイルスにどう対応するのかというのは、世界中の企業が注目しており、企業は、自社の業務形態やサプライチェーンに潜む影響に対する備えがどれほどできているのか再評価する必要性に迫られています」
世界規模のサプライチェーン、渡航制限、そして企業による出張制限が粛々と実施される中で、世界に散らばる自社従業員、お客様、そしてパートナーの間で引き続き円滑なコラボレーションやコミュニケーションを続けるにはどうしたら良いのか。そんな喫緊の問いかけを持つ多くのお客様に注目していただいているのが、Help Lightningです。24時間365日稼働させなければいけないITシステム等において、リモート技術者は、技術者を現地に派遣するという従来のコラボレーションに取って代わる存在となってきています。
独自のMR(複合現実)技術を通じたAR技術に対応しているツール、Help Lightningを活用することで、リモート技術者と現地技術者がフレキシブルにつながり、サポート業務を円滑に行う事ができます。この革新的な技術により、多くの企業が、新型コロナウイルス蔓延のためにサポート系技術者の現地派遣が困難になったとしても、自社ビジネスにおける生産性を落とすことなく事業を継続しています。
「新型コロナウイルス蔓延で、隔離と渡航規制を受けて顧客の駆け込み需要が増大したこの2月は、弊社史上最高の売上を記録しました」― Help Lightning CEO, Gary York
Help Lightningのコア機能とも言えるMR(複合現実)技術、こういったウイルス蔓延等による渡航制限下におけるビジネスに対して、即効性を発揮できるソリューションとなっています。検査、保守点検、設定作業、そして修理など、従来では「その場に技術者がいる」必要性に縛られていた数多くの作業を、リモートでサポートすることが可能になります。身振りやツール、また視覚的な方法を使ってリモート技術者にサポートされれば、現地技術者もスムーズに問題に対処できます。複合現実(MR)技術により、リモート・現地技術者同士をライブストリーミングでつなげれば、どちらも「現地にいる」のと変わらない作業が可能に。
Help Lightningにできること
ダウンタイムでシステム運用に穴が開くなんてことは言語道断です。製品利用者、顧客、リモート技術者が製品保守上の問題に直面した際に必須なのは、対応技術者が現地に存在しているということ。オンライン・ヘルプセッションにつなげることで、2つの物理的に離れた場所を映し出しているビデオストリームが一つにマージされ、セッション参加者はそのマージされたビデオストリーム上で共同作業して問題の対処に当たれます。
遠隔地側のリモート技術者が自分の画面に手指を挟んだり、ツールを使って実際の作業をして見せたりすると、現地側のビデオストリーム上にその光景が映し出されるため、現地技術者はどんな作業をする必要があるのか、百聞は一見に如かずの通り理解することができます。それだけではなく、必要資料やドキュメントの共有も可能。この最先端技術を活用すれば、問題の対処をよりシンプルに行うことができるだけでなく、技術者の効率アップ、ひいてはメンテナンスにかかるコストの削減もできることになります。
↓クリックするとHelp Lightningの遠隔サポートの様子を動画でご覧いただけます。
適材適所で事故・災害を防ぐ
使い慣れたデバイス(iOS, Android,またはウェブ)を利用することができるため、サポート担当者はあたかも現場にいるかのように、自社技術者や顧客と「実際に見える」コラボレーションができます。
映像のマージ、映像の一時停止、ジェスチャーの挿入、ドキュメントのインポートだけでなく、MR環境下では、実際の「モノ」を画面に取り込んで相手側とマージしてしまうこともできます。Help Lightningを活用することで、サポート担当者は単に問題解決の「説明をする」だけでなく、何百何千キロと離れた現場に、実際の解決法を「見せる」ことができます。
Help Lightningに関するさらに詳しい情報や導入のご相談はCBAまでお問い合わせください。